実際に転職した人のおはなし

自宅のローンが終わり、子どもたちも大学を卒業し、養育費に追われる事もなくなったと考えたとたん、サラリーマン生活から足を洗いたいと日々思うようになりました。以前より、庭師の仕事に興味があったのですが、それ以前から、盆栽のサークルに参加するようになっていたので、そこで、庭師の方の情報は入手してはおりました。私のような中高年が、中途採用として入るには、いくつかの乗り越えるべきハードルがある事は、重ねがさね聞いてはいましたが、実際はやはり、簡単には乗り越えられるような壁ではなかったです。まず、体力的な問題。庭師の仕事は体力勝負的な部分もあります。衰えがちであった身体能力を戻す為、ジムに通い筋力を付け、長年のサラリーマン生活の事務仕事で抱えた腰痛の改善を試みました。次に、ジェネレーションギャップの隙間を埋める為に、若者世代のへの理解を深めました。庭師への転職は、資格や前職の役職などは考慮されずに若手の先輩庭師の元へ見習いとして配属されます。時として、声を張り上げるような指示や、指導を受ける事もありますが、庭師の技術を見習うのだという意識が先に働かないと、年齢的な格差ばかりに気を取られ、自分の立場を見失ってしまう事となります。庭師への中途採用は、年齢的な立場の逆転がある事への覚悟が必要です。また、見習いという立場から、サラリーマン時代からの大幅な収入減は、承知の上でしたが家族の不安を募ってもしまいました。それらの、壁が立ちはだかっても尚、庭師の道に歩ませてくれてくれた家族の支援には、感謝の意を示さなくてはなりません。家族の理解、親方と、若者の先輩庭師の教えに支えられ、今日の充実した暮らしぶりが育まれています。中高年の思い切った転職活動ではありましたが、まだまだ学ぶべき事柄があると信じ、庭師の道を邁進していきたいと考えています。

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