入社後の防御策

求人詐欺は、広告の閲覧時、面接時に気付いて逃れるのが望ましいのですが、中には最後まで騙されてしまい、契約してしまう人もいます。しかし入社後に色々確認することで早期に離脱し、被害を最小限に食い止めることが出来ます。まず調べるべきは、労働条件通知書、及び就業規則です。労働条件通知書は契約時に必ず手渡される書類ですから、事前の認識と相違ないか、隈なくチェックします。給与額や残業の有無等も記されていますから、相違があれば直ちに行動に移さなければなりません。他方、就業規則は社員全員が守る必要のあるルールが箇条書きで記されている書類で、同様に目を通します。多くの企業で定番の文句が使われていますが、場合によっては労働者にとって不利な条文が付記されていることもあります。例えば、罰金制、天引き等がそれに当たります。納得できる内容であればそのまま看過しても構いませんが、事前の説明に無かった条文については、疑問点を解消しておく必要があります。上司や人事と相談しても解決しない場合、早期に退職するのも一つの選択肢です。一般に、事前に十分説明しないような会社にそのまま残り続けても、後悔する可能性の方が高いのは間違いありません。因みに労働条件通知書、就業規則は内定通知書の送付時に添付してもらうことも可能です。なるべく早く確認したい人は、そのようにお願いするのもよいでしょう。

調査の結果、自分の入社した会社がブラック企業であると確信した場合、すぐに退職を決意しなければなりません。しかし既に被害が生じているような場合、並行して回復措置を要求するべきでしょう。例えば支払われていない給与、手当等を根気よく求め続けます。それでも解決しなければ、しかるべき機関に相談します。求人詐欺に対しては公的な罰則も規定されていますから、安心して悩みを打ち明けましょう。

 

 

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