中途採用者の意見

 中途採用者が新入社員として現場に赴任した時、研修担当者はただ教えるだけでなく、積極的に意見を貰うようにしましょう。気を遣うことのできる中途採用者は、新天地の研修の内容を批判しようとはしませんが、それでも食い下がって意見を請うことが大切です。前職での経験に基づいた、客観的な視座で意見してくれるからです。最初が肝心です。新入社員も数年経てば、新天地の社風や価値観に慣れてしまい、違和感を覚えなくなる可能性があります。それでは遅すぎるため、入社時点で忌憚なく感想を述べてもらえる環境を整えることが、研修担当者の責務と言えます。  中途採用者の意見も参考にしながら研修すると、社員は本格的に貢献してくれるようになります。そうなると、会社としては次に気になるのが、業績、売り上げの推移です。社員の性格を問わず、自分の所属する会社の売り上げが伸びれば、大変嬉しいものです。その感動を社で共有することが出来れば、一層団結力が高まるでしょう。経営者はこの「感動共有システム」を構築することに心血を注ぐべきなのです。感動共有システムが上手く機能すれば、社員の満足度は飛躍的に向上し、会社への定着率も上昇するはずです。  感動共有システムを具体的に説明しましょう。それは、成功事例をそのまま共有することに他なりません。例えば、販売業の営業部門を想像して下さい。営業成績には優劣が付き、優秀な社員は高く評価されることになります。その社員のおかげで会社の業績が伸びるからです。ここで会社がすべきことは、単にその社員を褒めるだけでなく、彼の仕事ぶりをマニュアル化し、他の社員も同じ営業がこなせるように取り計らうことです。

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