Site Loader

中小企業の採用担当者は、欠員が生じた際に何を考えるでしょうか。真っ先に思いつくのは、退職者の代わりとなる人物の採用でしょう。しかし中小企業の門を叩く人の中に、「即戦力」となる人材が溢れているわけはありません。最近は特に労働人口が減少していますから、優秀な人材の大半が大手に就職してしまいます。ですから採用担当者はエントリーした者の保有するスキルにばかり目を向けず、門戸を広くして、「現時点でスキルを有していないものの、教育すれば貢献してくれそうな人材」を確保するように努めなければなりません。つまり中途採用であっても、新卒採用の視点も取り入れた採用活動を行う必要があるのです。

 業種を問わず、採用活動は必ずしも成功するとは限りません。むしろ失敗するケースの方が多いでしょう。特に中小企業では多く見られます。例えば、「優秀だと思って採用した人物が期待通りの活躍を見せなかった」「採用活動中にエントリーした者がトラブルを起こし、会社に損害を与えた」「採用した者がすぐに退職した」等は珍しいケースではありません。採用業務を経験したことのない人にとっては、「エントリーした者が起こすトラブル」は馴染みが無いでしょうが、実は頻発しています。インターネットが普及して以降、就職活動関連の掲示板やブログ等で、各社に対する印象が書き込まれているのです。もちろん好印象も含まれますが、多くは批判的な内容となっています。悪評が拡散されてしまうと、その会社は大きな損失を被ることになります。優秀な人材がエントリーしてくれなくなりますし、顧客も減少してしまいます。

admin