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中小企業では、急に欠員が生じることは珍しくありません。大企業を退職するのには相応のスキルと勇気が必要ですが、中小企業間で転職する分には大きなハードルが存在しないからです。会社にとって、退職する人が後を絶たない現象は決して好ましくありません。入社してすぐに辞めたくなる会社というわけですから、悪評が生まれやすくなるのは必然です。「すぐに」の定義はありませんが、数年以上勤続してもらえなければ、それだけ自社は魅力に乏しいのだと考えて間違いないでしょう。

 採用活動は相応の費用が発生しますし、担当者の苦労も大変なものです。もちろん時間も掛かります。それだけのコストを払いながらすぐに退職されてしまっては、採用活動は全くの失敗だったと言わねばなりません。ではそのような失敗を犯す企業の特徴とは何でしょうか。筆者が考えるに、6つの特徴が見受けられます。一つは、労働関連法を遵守できていないこと、二つ目は社員の満足度が低いこと、三つ目はクライアントから寄せられるクレームの数が多いこと、四つ目は企業理念が明確化されていないこと、五つ目は社員に対する期待が感じられないこと、六つ目は採用方法が適切でないことです。これらの欠点を改善しない限り、社員の退職は止まらないでしょう。優秀な社員ほどこれらの欠点を早期に見抜き、すぐに辞めてしまいます。6つの特徴を2つに大別すれば、経営上の問題と採用活動の問題とに分かれます。一方のみを抱えている企業もあれば、両方を負っているところもあります。自社の現状を客観的に捉え、これらの問題を改善するように努めましょう。労働関連法を遵守し、社員の満足度が高まり、適切な採用がなされれば、退職率は一気に下がるはずです。退職率が下がれば、採用活動のコストも減りますから、利潤は増えることになります。

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